通崎好み
通崎好み / 感想・レビュー
ヒロミ
「天使突抜一丁目」に続く通崎さんのエッセイ。やっぱり大好きです、通崎さんの文章。淡々と日常を過ごしているようでキラリと光る通崎アイズ。着物でスケート滑ってる写真がカッコイイ!本書はタイトル通り通崎さんの好きなものや人について語ったものなので着物ネタは少なめ。それでも読んでいて愛おしくなっちゃう清々しい一冊でした。
2017/10/16
ybhkr
著者を全く知らなくて読んだ本。ご両親が文化的ですごいな。まだ若いうちから好きな画家を予約して毎年娘の肖像画を描いてもらうなんて洒落てる。そんなおうちに育って、フィギュアスケートとマリンバを習うなんてどんだけお嬢様。京都出身京都在住、67年生まれ、バブルの恩恵も充分に受けているけど、渋好み。そこはかとなくご両親の教養と財力がにじみ出ている。中学生の時に偶然知り合った音大生に紹介してもらった音大生にレッスンをしてもらったり、京都スラングを使いこなせていたり、こういう人もいるんだなあ、と勉強になった。
2016/07/10
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