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古寺巡礼京都 7 新版

古寺巡礼京都 7 新版

古寺巡礼京都 7 新版

作家
小木曽 善龍
安部龍太郎
出版社
淡交社
発売日
2007-02-01
ISBN
9784473033574
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古寺巡礼京都 7 新版 / 感想・レビュー

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榊原 香織

”永観おそし!”と、阿弥陀如来が振り返って言う、というシチュエーションが面白い。禅林寺てどこ、と思ってしまったが、永観堂、は通称なんですね。

2021/06/17

雨巫女。

《私‐図書館》禅林寺=永観堂とは、知りませんでした。永観堂=紅葉ですよね。安部龍太郎さんと言えば、今年の直木賞でしたよね。小説読んでみたいなあ。

2013/02/18

鬼山とんぼ

安部龍太郎のエッセイを読むため手にしたが拾い物。紅葉の永観堂という言葉は知っていたが禅林寺の存在は知らなかった。なあんだ、何度か行ったことのある南禅寺のお隣じゃないですか。名前からして禅寺かと思ったら念仏の浄土宗だという。由来となった住職の永観さんは人望が篤く老年になってから東大寺のトップに据えられたり。その100年も後になって法然が浄土宗を立てたんだな。それを当時の住職が永観さんの教義とほぼ一緒だったので宗派を移行したんだな。見返り阿弥陀の話は気に入った。同僚、後進に配慮するリーダーのあるべき姿だ。

2022/03/25

うしうし

禅林寺というと・・?、という感じだが、「見返り阿弥陀如来」で有名な永観堂のことである。永観堂は「えいかんどう」、お坊さんの永観は「ようかん」と読むそうな。今回の京都訪問で永観堂も訪れることができた。見返り阿弥陀は思ったよりもずっと小さく、しかし気品に溢れた仏像であった。本書とは直接関係ないが、上杉本洛中洛外図にも永観堂が表現されており、御影堂・本堂・臥龍廊が描かれている(今谷明『京都・1547年』)という。臥龍廊は大変興味深い建造物だが、建て替えにより古い部材はなさそうなことが素人目にも分かる。

2016/02/17

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