新版 古寺巡礼奈良〈7〉當麻寺
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新版 古寺巡礼奈良〈7〉當麻寺 / 感想・レビュー
榊原 香織
ここから二上山に登ったことあります。 当麻寺と言ったら、折口信夫”死者の書” 日本のトップレベルの小説という人もいるけど、昔読んで良さが良くわからなかった。
2021/04/17
井月 奎(いづき けい)
『死者の書』を読み中将姫の、大津皇子の面影を追って先日、奈良は當麻寺に行ってまいりました。二上山のふもとに、人と里と山々が一体となったような地を踏むと時間と溶け合ったような不思議な心持になり、双耳峰である二上山を西に拝むと阿弥陀ほとけがいるのではないのかと思わせてくれます。奈良ってけっこうダイナミックなことをなさるようで、この當麻寺も驚くような宝物が、ぽん、と置いてあったりします。語りかけてくるような仏像、そちらに吸い込まれるような曼荼羅、すべてが素晴らしかった。その余韻を楽しむべく読みました。シアワセ。
2019/04/28
荒野の狼
新版古寺巡礼のシリーズは、京都全40巻、奈良全10巻からなるが、本書は「新版古寺巡礼奈良」の7巻。本シリーズの一番の魅力は「口絵カラー」で写真と簡潔な説明により、建物、文化財、行事などを紹介した部分で本書も63ページからなる。當麻寺は写真撮影が禁止である部分が多いので、この「口絵カラー」は有用。
2021/04/09
ohmi_jin
古代から連綿と受け継いだ古仏を持つ当麻寺は、ただの氏寺として出発したにもかかわらず、真言・浄土宗を受け入れたことで時流にうまく乗っていった。素晴らしい寺宝をカラーで、様々な人の文章を読めるこのシリーズは素晴らしい。
2013/07/04
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