平成遺産
平成遺産 / 感想・レビュー
けんとまん1007
自分自身が感じていることが、たくさんふれられていた。それが、思考の整理にもなった。元号で区切ることの乱暴さが再認識できた。それで、いろいろなものを誤魔化そうとする輩の増殖を感じる。振り返りも何もなく、あとからいろんなものを出して、なかったことにする風潮。それを受け入れてしまう風潮。それが今。
2020/02/02
阿部義彦
淡交社の単行本です。平成で簡単にはくくれないなんでも何でも「平成最後」にはいい加減うんざりした人への花向けの言葉たち。漫画家の田房永子さんの「女子高生ブーム」への考察が鋭いです。その他武田砂鉄さんも面白かった。アナキストで有名になった政治学者栗原康さん、今回の語り口はすごく内容にしっくり来てわかりやすいです。独特の文体いままで正直苦手だったかもしれないけど、今回で偏見もなくなり、凄く馴染んで成程解るわーとなりました。なんでも安易に平成で括りたがるのは日本のヘタレマスゴミでないかいっ!ウッキッキッキーの猿!
2019/03/08
百太
フレイディみかこさんが気になって手にしました。 平成、時代で区切るのもなんだけど、めちゃ価値観変わった時かな私にとって。
2020/01/25
ネギっ子gen
帯の「平成は、一筋縄では終わらない/そもそそも平成でくくる意味なんてあるのか」の惹句に唆られて、読み始める。執筆陣にはライター・武田砂鉄を始め、詩人・最果タヒ、保育士/ライター・ブレイディみかこ、言語学者・川添愛、漫画家・みうらじゅん、漫画家・田房永子、政治学者・栗原康と、各分野で独自の存在感を放つ多彩な7人が参加――。冒頭に写真家・川島小鳥が本書に併せて選んだ初公開作品を収録。巻末に、武田砂鉄vs最果タヒの特別対談も収録! 各自が「完全主観」の平成を語ることによって時代の空気に迫った、現代社会文化論。⇒
2021/03/23
スプリント
この手の本はやっつけ感が全面にでてしまっているものが多いですが、本書はいろいろ凝っています。 ごった煮感がすごいですが、それがうまく味につながっている感じです。 原稿料は枚数準拠なんだろうか・・・。みうらじゅん・・・。
2019/07/07
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