よむうつわ 上: 茶の湯の名品から手ほどく日本の文化 (上)
よむうつわ 上: 茶の湯の名品から手ほどく日本の文化 (上) / 感想・レビュー
たかこ
あぁ、茶道をやっていて本当に良かった。この本で紹介されているお道具を一般人は手に取ることはできないけれど、キャンベル先生の掌を通して、まるで自分も手に取っているような気持ちになれた。掌から味わう探求の喜びが溢れ出ていて、改めて道具の歴史、扱い、見方を学ぶことができた。道具を自然の明るさの中で見て、それらが使われていた情景に思いを馳せる。中国や韓国から入ってきた陶磁器などに、日本の五感に関わる表現の豊かさ、複数の価値を容認し包容する懐の大きさなど、日本人の美がつまっている感じがする。
2023/05/26
takao
ふむ
2023/06/09
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