仏教と精神分析 (レグルス文庫 223)
仏教と精神分析 (レグルス文庫 223) / 感想・レビュー
hakootoko
唯識 自己分析
2018/05/29
夜間飛行
仏教で、食欲や性欲などの問題をどう扱っているかに興味があった。この本を読み、ずいぶんと意外なことも多かった。例えば四天王(持国天、増長天、広目天、毘沙門天)はナニをいたす時に接して漏らさずだという。お寺で拝んだあの方たちが、まさかそんなことをなさるとは思わなかった。また、もう一段階上の閻魔様は、抱き合っただけで良く、さらに上の神様になるにつれて、手を握るだけ、見つめ合うだけ……となるらしい。このように神様にも性欲は一応あるのだそうである。そういうことを知って、仏教がいちだんと身近に感じられるようになった。
2012/12/05
でろり~ん
40年以上も前の本ですね。ものぐさを読んだ記憶も遠ざかっていますが、ま、現代人の精神分析って半世紀前とそんなに変わっていないのかもですねえ。
2024/02/03
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