ダイアローグ 2 1980-1984
ダイアローグ 2 1980-1984 / 感想・レビュー
OKKO (o▽n)v 終活中
図書館 ◆多木浩二×柄谷行人の対談部分を読もうと借りてきてはみたものの、バカなオイラは話にまったくついていけず。ごめんなさい、修行して出直します。
2016/02/20
KN
対談の相手は寺山修司、田川健三、中沢新一、日高敏隆、丸山圭三郎、森敦、笠井潔、坂本龍一、村上龍など。ゲーデル問題を突き詰めて考えた後に3年間ほど何もできない状態に陥り (精神科に通って薬を処方されたりもしていたらしい)、「霊界は存在する」などと言いだした時期にあたる。ゲーデルを含め数学者に「神秘主義者」が多いのは面白い。自分は中沢のような実践者を非常に尊敬する者であるが、後年の柄谷同様、言説や理論のかたちでそういった次元を扱う試みにはそれほど惹きつけられないかもしれない。
2016/03/19
euthanasia
「このところちょっと凝っているのは、他界というか、霊界の構造ですね。それは位相構造としては存在してしまうんですよ。まあそういうことで、いま頭がおかしいと人に言われているんですけれどね(笑)。」(p.278) 一番頭がおかしかった頃の柄谷の対談が読める、というだけでも必読に値する。真の柄谷研究はここから始まるといっても過言ではない。マスト。
2012/12/23
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