ちいさなこだまぼっこ (大日本ようねん文庫)
ちいさなこだまぼっこ (大日本ようねん文庫) / 感想・レビュー
遠い日
渡辺洋二さんの絵がなんとも言えず温かでかわいらしい。初めて山へ来たキコちゃんのことが気になるこだまぼっこ。強がり言いながら、おずおずとキコちゃんに親を示していくようすがいじらしい。
2019/06/06
けいこ
あまんきみこ作 渡辺洋二絵。絵本の棚に置かれていたほど絵がたくさんある幼年童話。男の子がひとりぼっちの水色の表紙なので、寂しいお話かと思いましたがあまんきみこさんらしい優しいお話でした。表紙が若草色だったら、もっと手に取られるかも。「こだまぼっこの仕事は、谷間にかかったつり橋の上を通る人が大きな声を出した時、その声を、そっくりまねてやることでした。この仕事が、こだまぼっこは 大好きでした。」こだまぼっこは、三つだけ金色の実をつけるびわの木を持っていました。昔、母が「枇杷の実は、病気を治す」と言ってたなぁ。
2023/05/13
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