ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則
ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則 / 感想・レビュー
徒花
伝説的なコピーを生み出した著者が書いたコピーライティングの教科書的な本。かなり分厚くて400ページ以上あるので読むのがなかなか大変だが、平易な言葉で分かりやすく伝えているので読みやすい。さらに、そのまま流用できるような事例、コピーの型が多数紹介されているのも助かるところ。古い本なのであまりインターネットの広告などにはフォーカスされていないのが残念なところだが、「文字」は変わらず使うので、役に立てそうな部分が多く、ためになる。
2016/10/22
竹城 俊之介
■広告は見出しが命。見出しの書き方伝授します■ ある人が言いました。「広告はお客様へのラブレターです」と。素敵な言葉ですが、ラブレターを書くのって難しい。 広告もラブレターも、相手の気持ちを動かせるかどうかに勝負がかかっています。「カッコいい」「センスがいい」「スタイリッシュ」な言葉が並んでいる方が、良いラブレターに見えるかもしれないですが、相手の心を動かせるのは、シンプルな「I LOVE YOU」の言葉かもしれません。 成功と失敗例を元に広告のポイントを明解に解説。本当に優れた広告は人の心を動かします。
2021/11/21
kana
とてもためになる本です。なぜならこれだけのページ数を割いてコピーライティングの成功/失敗事例を語りながらも、49年広告を作り続けた著者が最も重視するのは「テスト」によってその効果を検証すること、だったからです。無論ライティングのコツなど今もよくいわれる納得感のあるものでしたが、数値的な根拠に基づいて行動すべしというのは初心に帰る思いがしました。その謙虚さは素晴らしいですし、IT時代にもその重要性は揺るがないと思います。その上で読者の気を引くためか、キャッチーなタイトルをつけている点にも好感がもてます。
2015/01/06
もりやまたけよし
広告の基本がしっかりと書いてあって、どんな広告が売上アップするかが詳しく書いてある。単調だが、基本書というのは得てしてそういうものだ。
2019/05/22
とある内科医
メンタリストDaigo氏、神田昌典氏それぞれの紹介を以前から目にしていたが、買う勇気がなく県立図書館より。成功するコピーライティングを書くための"法則"が多すぎて、取り敢えずはざっと眺めたのみ。広告業界のみでなく、自分の仕事に応用する方略は初読時点では見出せず、マーケティング本に立ち寄ってから必要があればまた戻ってくることにしよう。後半で、「A案とB案、成功した見出しはどっち?」×10問が並んでおり、消費者目線で8割正解したのでまずまず理解したことにする。
2022/01/14
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