ヨーロッパ食堂旅行
ヨーロッパ食堂旅行 / 感想・レビュー
かずぼう
巻末の「旅の書き方」に「私も旅に行きたい」と感じさせる情報を書く、とある通り読者にそう思わせる本。そしてポイントは、「人を書く」ということ。モスクワの薫る夏−農園のもてなし、が良かった、ロシア人だけではなく、世界には暖かく親切で友好的な人達が多くいるなと感じさせてくれた。
2023/03/17
くみ
このご時世、なかなか海外旅行はむずかしい。。気分だけでもと思い手に取りました。写真がないのがどうかな?と初め思ってましたが、全く支障なし。文章だけで現地の空気が伝わってきました。美味しそうな料理、お酒、地元の人との交流、、旅情が刺激されます。どっぷり旅行気分に浸れました。
2022/08/15
和草(にこぐさ)
グルメ本ではなく、食、旅、風土が盛りだくさん。旅先の方達との話しも楽しく、読了。
2017/04/11
もけうに
旅先の風を肌で感じられるような文章が心地好い。自分まで旅行しているような気になれ、面白かった。
2022/09/12
Hiro
長いバンコク滞在を終えて帰って来ると次はどこへと一層旅心が募るようになった。せめて読書で紛らわすべく未知の本書を図書館から借りて読む。ほとんどが食事と酒の話。まずはローマ、パリ、ロンドンの食堂談義。続いてベニス、ナポリ、ベルリンなど。特にベルリンを書いたくだりは私にはぼんやりしていたこの都市の魅力をスマートに語っていてとても参考になる。検疫がなぜquarantineなのか、とか、色々な洋酒の話とか個人美術館の面白さとか、耳寄りな話満載。私と同年代の著者の経験豊富さに感心し、自分の貧しさにちょっと落ち込む。
2023/02/05
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