大前研一の新しい資本主義の論点
大前研一の新しい資本主義の論点 / 感想・レビュー
Moloko
7年近く前の本だが、ハーバードビジネスレビューに掲載された記事のセレクションが読みたくて手にとってみたが、個人情報・プライバシーの記事とリバース・イノベーションの話が印象に残った。もっと印象に残ったが、冒頭にある大前氏のこれからの経済の予測図だが、アメリカが中国の台頭を歓迎している、あるいはEUとロシアが将来的に加入する可能性がある、ウクライナが大国化するなど、かなり楽観的(あるいは煽動的)な予測が並んでていたこと。グローバル化とボーダーレス化は不可逆に見えるが、少なくとも人間の社会・政治は単純でない
2017/05/12
葉
2010年の8月の本。地域のGDP成長率は何か修論のレベルの題材に使えそうだ。時価総額が10兆円超える企業は34社あるらしい。仕返しの新リメガニズムはわからなくもない。ネットで晒し者にされた犬糞女の悲劇として、ダニエルJソロブを例にとっている。リバース・イノベーションはその当時流行っていた言葉だ。ローカル・グロース・チームの五原則で、独自の目的や目標及び評価基準を設定することは忘れていた。
2017/12/31
元吉
★★★★☆ これはキュレーション的な本とでも呼ぼうか 。 もう直ぐ12年目を迎えようとする21世紀に起きるであろう変化 の予兆をHBE誌の記事をピックアップして紹介してくれている。 約30の論文から構成されるので、さらっと頭でスキャンして おき、キーワードが身近に発生したら深読みするのがお勧めだ。 僕が興味を持ったのは... ・どんな時に人は嘘をつくのか ・アフリカが将来新興国になりうること(僕の生きている時代に) ・GEのリバース・イノベーション ・セマンティック・ウェブ
2011/12/01
うし
多様な論点。常に情報収集して時代の流れを掴んでいきたい。
2017/03/29
RIE5
私には難解かなと思われる論点でもとっつきやすくて読みやすく、長さもコンパクトで、広く浅く知るには良かった。この本でなじみをつけて、気になるテーマの、他の本にもあたっていきたいと思う。やっぱり、自国だけの狭窄な視野では、これからやってけない。
2010/11/24
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