もしすべてのことに意味があるなら がんがわたしに教えてくれたこと
もしすべてのことに意味があるなら がんがわたしに教えてくれたこと / 感想・レビュー
ろくせい@やまもとかねよし
日本テレビ記者だった著者が、乳がんを罹患した24歳からの経験を記す随筆。発行19年、彼女はがん患者支援団体共同理事。自身のがん治療の苦労や周囲の協力を紹介し、その中でがん患者支援の重要性を感じ、それに従事していく過程を綴る。大手メディア記者である立場から一般より有利な人脈もあるが、彼女の行動力は素晴らしい。一方、彼女が伝えているいくつかに疑問も感じた。私利私欲ではない活動と記していたが、団体が支援したい利他的な具体的描写がない。対して、彼女の自己が満たされることは過ぎるぐらい伝わる。今後活躍を期待したい。
2020/03/28
みえ
24才で乳がんになった日本テレビの記者だった鈴木さんが、がん患者や家族が相談などをできるマギーズ東京を造った。普通の闘病記の本ではなく、自分になにがてきるか追求して生きてる姿に、この方が癌になったことはまさにすべてのことに意味があるという感じがした。
2019/07/05
rokoroko
右胸の違和感の不安のため読む・・凄い人だ。乳がんは身近だけど検査もなかなか行きにくい。(首都圏だけどまんもがある病院が遠い)幾つまで検査するのかなぁ
2023/06/30
みかん
若年性乳がんから、闘病より何を学び得たかということを教えてくれる。 記者目線なのもいい。表紙の笑顔のようにとても前向きで勇気を与えてくれると思う。
2019/07/04
れん
マギーズ東京に寄付のため購入。病で得ることもあると、慎重に言葉を選んで伝える鈴木さん。抗がん剤、本当に辛いよね。彼女が繰り返し読んだ詩は、私の御守りになりました。
2022/01/07
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