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教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流

教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流

教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流

作家
ハン・ドンイル
本村凌二
岡崎 暢子
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2022-09-28
ISBN
9784478113288
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教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 / 感想・レビュー

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Lara

韓国の大学での、韓国人弁護士による「ラテン語の授業」。どちらかと言うと、語学の授業と言うより、キリスト教、欧州文化を背景とした、人生の生き方指南書的な内容。判り易い語り口調で、進められて行きます。

2023/12/15

チャーリブ

著者は韓国人で、東アジアで初めてのロタ・ロマーナ(バチカン裁判所)の弁護士になった人。韓国だけでなく世界中でベストセラーになっているというラテン語の入門書ですが、ラテン語だけでなくローマ文化やキリスト教の簡単な概説書にもなっていて、ラテン語をスルーして読んでも面白い1冊。興味深かったのは、本書のラテン語の発音が「ローマ式発音」(ほとんどイタリア語発音)で表記されていること。だからキケロ(Cicero)はチチェロ。あとはラテン語の罵倒語を学んだこと(Sacer esto!とか)。ぜひ使いこなしたい笑。○

2023/01/04

活字の旅遊人

優しい口調で進められていく講義録。ラテン語文法としてはほんのおさわり程度に留まるが、紹介されるのは名句や歴史的な事柄、あるいは古代も今も変わらない人間的な話など多岐に渡っており、飽きがこない。いや、それどころではなく大変刺激的で面白い。まあ明らかにローマとキリスト教礼讃なので、その辺は多少我慢を要する。韓国においてはキリスト教がひろがっているから、たぶん韓国ではすんなり受け入れられる部分も、日本ではどうかな、という疑問はある。だからおそらく僕の理解は足りず、その分新しい知識を得た形になるんだろう。

2023/06/21

金吾

ラテン語がどのようなものかイメージアップできました。私自身は理解不十分ですが、高校の同級生で数ヵ国語を話せる者がラテン語を抑えたら割りと簡単にマスター出来ると言っていたことを思い出しました。

2023/01/14

ラテン語を通して教養を学べる本。大学の一時期、ラテン語の授業をとっていたので、あの頃の記憶が蘇ってきて懐かしかった。ラテン語を専攻し、極めている人のことは尊敬する。ラテン語は難しい言語だから。ラテン語に悪戦苦闘していた日々が懐かしい。この本の中で一番おもしろかったのは、「否定」の概念は"夜に流れる水"から生まれたということ。夜に流れる水なんて、とても詩的で素敵だ。もう一生ラテン語を学ぶ機会はないと思うけど、もしその機会があれば、もう一度、一から学び直してみたい。星4.5。

2023/08/08

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