伊藤忠 財閥系を超えた最強商人
伊藤忠 財閥系を超えた最強商人 / 感想・レビュー
Lara
財閥系商社とは成り立ちが違う。近江商人の繊維問屋が出発点。伊藤忠兵衛から、最近の丹羽宇一郎、小林栄三、岡藤正広、等々。巨額損失のツケを払った後、商社トップに躍り出る。経営者の戦略に従い、社員の地道な努力の継続もあったことでしょう。か(稼ぐ)け(削る)ふ(防ぐ)の経営施策、第8カンパニーの創設、なかなかユニークな視点に、気付かされました。著者も良くまとめられており、感心しました。
2024/02/26
ちびbookworm
★4.5大商社のうち、財閥系と違い、伊藤忠は創業時、個人商店にすぎなかった。そこからいかに繊維会社〜総合商社へと化けたのか?◆冒頭で現CEO岡藤さんの話で読者を惹きつけながら、創業時から各経営者を振り返り、大戦を挟み社史と事業の変遷の概観を語り、伊藤忠の”本質”に迫る本◆近江商人の創業者、豪胆な2代目伊藤忠兵衛、現CEO岡藤さんの話が一番面白かった(序盤、終盤)。現CEOが就任時から就業環境に注力したのは、世間より先んじて「社員=コストでなく資本」の意識があったからだろう。健康経営が魅力的。攻守のバランス
2024/08/04
templecity
旧財閥系の商社が政府の払い下げ資産で発展できたのに対し、繊維系商社は独自でビジネスを開発してきた。背広にブランド名をつけたのも伊藤忠のアイデア。社長に権限を持たせて損切などの判断もしっかり行ってきた。瀬島龍三による戦略的な組織構築もあった。正に知力と行動力が商社の原動力である。
2023/06/12
suzuki s
オーディオブック。 伊藤忠の歴史や実線の話。 社員を大切にしていることが1つのポイントになっていると感じた。
2024/04/07
Tanaka
岡藤さんのカケフ。これを自分の職場でも実践してみようか。稼ぐ、削る、防ぐ。わかりやすくて参考になりました。 伊藤忠がいかに業績を伸ばしたか、大変面白かったです。
2024/04/06
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