KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

幸福の政治経済学: 人々の幸せを促進するものは何か

幸福の政治経済学: 人々の幸せを促進するものは何か

幸福の政治経済学: 人々の幸せを促進するものは何か

作家
ブルーノ S.フライ
アロイス・スタッツァー
沢崎 冬日
佐和隆光
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2005-01-01
ISBN
9784478210420
amazonで購入する

幸福の政治経済学: 人々の幸せを促進するものは何か / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

このような観点から政治経済学を論じるということは珍しいと思いました。「幸福」という概念をどのようなものとするかによって結果はかなり異なるような気がします。人の欲望を刺激してどんどん消費させることが果たして幸福なのかも人によってかなり異なるのでしょう。確かにここに書かれているようなことを声高に言われては政治家は何をなすべきかがわからなくなるのでしょう。2%を達成したからと言って満足できない人もいるだろうし、今のままでも満足して幸福な人はいると思います。市場原理主義に対する一つの考え直す材料を提供してくれます

2015/12/22

壱萬参仟縁

読んだのは原著。14年前名古屋の丸善にて5010円で買ったみたい。フライの邦訳は出ているが、明治大学の小田切徳美教授には原書を持っているのは評価された。しっかり読まねばならないが、結論だけは全て音読した。理由は、地域公共交通システムの交通弱者にとっての幸せは、目的地にアクセスできる権利(アマルティア・セン)の保障にあるから。付箋を付けてはあったが、結論部にマーカーを引いたのは、social welfare,

2016/05/13

スターライト

「幸福」という概念は主観的なものであり、客観的に計測できないとする従来の経済学に対し、その概念を覆し、著者らがスイスを対象に行った調査データをもとに政治経済と幸福との関係を論じた書。経済的な側面としては、所得・失業・インフレから見た幸福への影響を分析し、政治的には連邦制を採るスイスを例に、政治参加のプロセスと結果両面から幸福度を吟味する。これを読めば、経済的には豊かになったとされる日本も、政治的にも経済的にも改善の余地は大幅にあることを痛感させられる。

2014/12/08

hinotake0117

朝は『経済学』、昼は『政治経済学』ということで、この書は政治に関わりを持つことと幸福度の相関についても言及。 直接民主制のように関与度が深まると幸福度も高まる。日本だと地方自治がカギなのかも。 https://t.co/y1IY5RVgUs

2022/08/17

たぬき

素敵な民主主義・・・なのか

2013/01/09

感想・レビューをもっと見る