父親だからできること: 威張らない、媚びない子育ての秘訣
父親だからできること: 威張らない、媚びない子育ての秘訣 / 感想・レビュー
makimakimasa
子供が楯突いてきたら喜ぶべき。それは単純な反抗期でなく、奥底に不条理との闘いがある。根本は自我の問題であり(精神的な親殺しを含む、親のコピーになるのは身が持たない)、しつけの対象とならない。鬱屈が晴れるまでとことんサンドバッグになってでも耐えるべし。夫婦喧嘩はパッパと派手にやってよし。偽善的な冷戦より救いがある。過剰な禁止や命令は親の心配を無くせても子供から何かを奪っている。保護と突き放しという矛盾の辛さに耐えるのが親。子供は親を問うてくる。それには自らを飾らずさらけ出す覚悟で、全人格で応じる事。
2021/09/22
山根清志
「専門家の権威に頼って、簡単に決意しては、親がすたる」「自立は依存があってこそ可能」「多難であればあるほど、実りは大きい」
2022/10/30
ようまいパパ
だが、自立は依存があってこそ可能なのだ。一人で歩いていった幼児は、必ず親を振り向く。そこに笑顔を認めれば、安心して、また歩みを進める。知らん顔をしていれば、あわてて親の懐に飛び帰ってくる。十分に可愛がってもらえたら、再び一人で歩きだす。親が一人歩きの基地になっているわけだ。
2022/06/01
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