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文庫本雑学ノート: 文庫がボクをつかんで放さない

文庫本雑学ノート: 文庫がボクをつかんで放さない

文庫本雑学ノート: 文庫がボクをつかんで放さない

作家
岡崎武志
出版社
ダイヤモンド社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784478950302
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文庫本雑学ノート: 文庫がボクをつかんで放さない / 感想・レビュー

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kinkin

著者は自称"文庫王”を名乗るところから始まる。以後、文庫本とはどのような定義にあるか、品切れ・絶版の本、解説目録(これは大好物)について、カバーデザインや文庫の形、文庫本についているスピンやしおりのこと、文庫本整理術などで構成されている。某大手チエーン店へ行くと本は文庫本がメインだ。単行本特にビジネス書などが108円でも文庫本は堂々324円だったりする。そして本書にも載っているが絶版で入手困難な本が見つかったりする。だから文庫コーナー巡りはやめられない。1998年出版の本。

2019/01/07

佐島楓

面白い本を読んだという手ごたえがばっちり。岡崎さんの単行本デビュー作で、文庫目録やしおりなど、文庫本に関するこまごまとしたことがらが写真つきで綴られている。古書入門者の私にも参考になる知識や、なるほどの文庫収納術まであり、すごく役に立ってうれしい一冊だった。

2017/03/09

メタボン

☆☆☆ 筆者の文庫愛がひしひしと伝わってくる。ブックオフめぐりをするようになって、掘り出し物を見つける喜びと同時に増殖していく文庫量にも悩むようになった。角川文庫の表紙のデザインが栃折久美子のものだと初めて知って、うれしくなった。

2018/03/26

Ted

'98年9月刊。著者の文庫本に対する並々ならぬ情熱が伝わってくる処女作。現在、新潮文庫にだけ栞紐が付いているが、天がアンカットなのは製本の最終段階である裁断時にスピン(栞紐)が天に取り付けられているのでそれが切られないようにするため、という理由だそうだが、それならば裁断が全て終わってからスピンを取り付ければよいだけの話ではないのか?と思った。また、文庫付属の紙栞をコレクションの対象とするのも今までの自分の発想にないものだったので面白いと感じた。

2012/06/29

やまゆ

恤兵(じゅっぺい)品とは、戦争中に戦地の兵士を慰安するため内地の人が慰問袋に入れて送った品物。その中に岩波文庫も入っていたと、この本で初めて知った。

2016/02/23

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