男女の怪 (だいわ文庫) (だいわ文庫 C 32-3)
男女の怪 (だいわ文庫) (だいわ文庫 C 32-3) / 感想・レビュー
冬眠
人間の「男女」を「オス・メス」と生物学的に分解すると、なんとも味気ない。文化というものがあって本当に良かったと思う。相変わらずの難しい養老節で、本気で解剖学の知識を披露された箇所なんてやっぱり分からない。養老先生の話を聞いて一発で理解出来る一般人は1%もいないと思うけど、阿川さんもあとがきで「たまに何言ってるか理解出来なかった」と仰っている。しかしただ放り出さずに違う角度からの解説を引き出すあたり、さすがだな〜。聞き手にも技術がないと対談なんて成り立たない。それがよく分かる一冊
2013/10/09
aki
阿川さんいいな~(笑)
2013/06/13
くろ
ある意味生々しい(生物ぽいって意味で)オスメスのお話など。自分も男女の話より、オスメスの話のが理解しやすいタイプなので読みやすかった。愛は一切考慮に入れてない部分のところなど。ヒトというか、自分がいかに効率が悪い生き物かもいい勉強になるー。
2012/05/19
海
4/5点。養老節面白かった。2018年読了。
2019/07/17
おひさ
養老さんが書かれた様々な本の柱が、満遍なく散らばってるように思います。都市化された社会とは、男性中心社会とハッキリ指摘されてる。とすると、女は自然だ。男は現象で、女は実態。面白い!ボンヤリ感じていた事を、言語化してハッキリしてもらい、頭の整理に役立ちました。
2017/09/09
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