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戦後秘史インテリジェンス (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 124-2)

戦後秘史インテリジェンス (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 124-2)

戦後秘史インテリジェンス (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 124-2)

作家
黒井 文太郎
佐藤優
出版社
大和書房
発売日
2009-04-08
ISBN
9784479302322
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戦後秘史インテリジェンス (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 124-2) / 感想・レビュー

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James Hayashi

戦後の日本の諜報活動の実態など。元北朝鮮のスパイから聞く拉致事件の裏話し。工作船や麻薬密輸。ハニートラップによる上海領事自殺事件。またアメリカと中国の底流にある反日。New leftに属するMITのジョン・ダワー教授(敗北を抱きしめて著)などが反日をリードし日米同盟の解体をねらう。慰安婦問題の根も此処にあると言われる。天安門事件から外資の必要な中国と敵対するソ連が消滅し新しい敵を求めていた新左翼は躍動する日本に的を絞った。スミソニアンでの原爆展中止もこれらのグループが関わっているという。続く→

2018/11/15

Tomoichi

戦前戦後の防諜・諜報を旧軍・自衛隊・米・英・ソ連・北朝鮮・中国と「裏の戦い」に迫る一冊。こういうのにも国民性がでるのって面白い。

2021/03/14

bapaksejahtera

書題の佐藤優氏が分は本文に頻用される黒井氏インタビュー記事の形式であって特別な物ではなく内容も薄い。この点では羊頭狗肉。しかしインテリジェンスの戦後について詳しく書き込まれている。特に戦後GHQ情報部が対日慰撫の為に寧ろ旧軍情報部を抱込んで/抱込まれて活動し、占領後CIAに業務が引継がれるや協力者がシャッフルされる模様は頗る興味深い。KGBの対日謀略については黒井氏他書に詳しいので読み飛ばす。慰安婦や南京事件に関して中共の対日対米工作は見事と言うしか無い。それは尚現在の我が国マスコミに強く生き延びている。

2022/06/06

naoto

佐藤優ってことで買ったんだけど、佐藤優は最初のちょこっとだけだった。スパイとか諜報とか、裏の話満載。でも、文庫本という形で読めるんだから、表の薄膜程度の話なんだろうな。意外と公開情報も情報源になってたりするんだな。

2016/08/20

上田哲司

「ワールド・インテリジェンス」編集長の著者による裏の戦後史です。ロシア駐在の外交官だった佐藤優との対談も収録されています。戦前の中野学校や終戦直後の有末機関などの優秀な諜報戦に見られる日本人のインテリジェンス能力の高さに比べ、戦後アメリカCIAに取り込まれた日本人指導者の姿が対照的です。2007年アメリカ国務省は正式文章で『岸信介はCIAの支援で首相になった』と公表しました。今の日本の安倍首相のお祖父さんです。その他、日本を舞台に繰り広げられる世界中の諜報戦が、すべて実名で紹介されていて興味深い本でした。

2013/03/24

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