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読書のチカラ (だいわ文庫)

読書のチカラ (だいわ文庫)

読書のチカラ (だいわ文庫)

作家
齋藤孝
出版社
大和書房
発売日
2015-06-12
ISBN
9784479305385
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読書のチカラ (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

今更ながらとはいえ、改めて言われると「なるほど」となる数々の'読書法'に ついて書かれています。早く読めるにこしたコトはないけど、早けりゃいいってもんじゃない説はまったく同感です。古典作品に対する取り組みも参考になりました。やはりこちらの一冊でもアウトプットの重要性が書かれていて、内容を書くだけではなく、話すコトもとても重要であるコトを改めて認識しました。個人的には著者さんの読書に対する姿勢、熱がいささかストイックすぎるように感じたので、もう少しユルい姿勢で読書を楽しんでもいいのかなという気がしています。

2020/06/30

青蓮

本が好きで色々な本をなるべく読もうと思っているけれど、最近は読みやすい物を選んでたなぁと気付かされました。勿論、そう言う作品が悪いわけではないけれど、自分の思索を深めるためにはもう少し踏み込んだ読書をしなければいけないな、と痛感しました。そして20代の頃、必死で読んだ漱石、太宰、谷崎、三島、芥川作品を懐かしく思いました(内容忘れてるのが大半だけど)。またこれらの作品を再読したいし、挫折したカフカやドストエフスキーなんかにも挑戦したいです。巻末のオススメ300冊も参考になります。もっと本が読みたくなりました

2016/02/23

ミニー

あくまで読書は「娯楽」「気分転換」と思って好きな本ばかりを選んで読んでいる私にとっては、「古典的良書を避けて底の浅い本ばかり読むということは、一軍でのプレーを恐れて万年二軍で満足しているようなもの」と言われても…わかるけど…というところもありましたが、読書をする上で、知っておくと更に読書が充実したものになるなあと感じることも沢山書いてあったので、頭に入れておき、子供にも伝えたいなあと思いました。

2016/01/27

mug

●興味の赴くままに何でも読むだけでは、思考を深めることはできない ●本を読む意義は3つ。 ①情報を得るための読書 ②一人の時間を楽しく過ごすための読書 ③自分を鍛え、精神を豊かにするための読書←これが重要!(著者:わりと古典推し?) ☺どんな本でも良い部分を探すようにしていたが… “誰もが「作家」を目指す時代” “ただなんとなく書けば出版までできてしまう現状” “中身の少ない本は少なからず存在する” これを読んでしまったら、無理に良い所を探さなくて良いのかも…と思うようになった。

2020/03/14

morinokazedayori

★★★★★いやもう、素晴らしかった。読書の醍醐味をこれでもかこれでもかとたたみかけてくる。  読書により教養が高まり、思索が深まり、精神が鍛えられる。読書量が増えれば増えるほど世界が広がり、またさらに広く深くあらゆることを知りたくなってくる。本は決して裏切ることのない、友であり、師匠である、と著者はいう。今までそれなりに本を読んできたつもりではあったが、まだまだ自分はなんて薄っぺらいのだろうと痛感した。この本を読んでいる間中、ここに紹介されている次の本たちを読みたくて読みたくて、たまらなくワクワクした。

2015/09/14

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