素直に生きる100の講義 (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 257-3)
素直に生きる100の講義 (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 257-3) / 感想・レビュー
やすらぎ
森博嗣氏の言葉は、押し付けがなく、自然体で、普段生活しながら頭にふとよぎる疑問や考えを、分かりやすく表現してくれる。例えばこの言葉。~自分がやりたいと思ってやることは楽しい。多くの仕事のように、他者が発想したものをやりとげても、自分のものに思えないから、楽しみより苦痛が大きい。もっとも仕事であっても、自分の発想を見つけ、それを交えてする場合、結果に対する楽しみが生じ、仕事が楽しいと思える。~ 言われてみれば当たり前なことを、言葉にして伝える力。目の前で会話している感覚。そして、本人が実行している説得力。
2020/11/29
ゼロ
森博嗣が贈る100の講義シリーズ第三弾。タイトルが素直に生きるとなっていますが、これは素直に生きるためにどうしたら良いのか?ではなく、僕は素直に生きてきましたよ、という経験則を語られています。1つの講義を2ページで100個。分類としては、開拓論、独創論、美学論、関係論、補講と5つに分かれています。心に引っかかったのは、学ぶことは、考えることではないでしょうか。知識の肥満になっていては意味がないのです。他に知ることと気づくことの差は大きいです。気づくことの喜びは幸福です。どんどんエネルギを使い、生きていこう
2016/11/21
佐島楓
正論ばかりであまりスパイシィさを感じなかった。これは森作品に慣れた証拠だろう。
2015/10/14
ひさか
2014年8月大和書房刊。あとがきを加筆して、2015年8月だいわ文庫化。講義シリーズ。2頁で1つのテーマになっていて100の講義がある。すべてについて納得する内容が書かれていて楽しい。あたりまえともいえる内容が心地よい。
2024/10/05
団塊シニア
作者が大切にしてるのは考えること、いわゆる想像力、本書を反復して読んでみると作者の想像力から生み出した、言葉の表現力のすばらしさに気づかされることを痛感した。
2018/12/26
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