考える力 (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 318-1)
考える力 (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 318-1) / 感想・レビュー
はるき
将棋が分からない私にも分かる話でした。難しい話は、かみ砕きが大事です。でも、脳がどんどん元気になる、は言い過ぎかな。
2017/01/20
チャー
プロ棋士と脳科学者という考えるプロ二人が、思考することについて対談した内容を綴った本。脳の構造や感情の働きと、実際に考えて指すまでに至るプロセスを記した内容は大変興味深い。AIが進化し将棋で使われる場面も多いが、人が思考して生み出す棋譜は常に効率的な勝利を求めたものではなく、独特の美学や創造性、あるいは緩急、駆け引き等が反映されているという指摘は確かにと感じた。計算で出たルートは確実に間違えないであろうが、それは勝ちを追求した組み合わせ総当たりにより算出される。人が指せない手を見直す良い気づきであった。
2022/05/08
Tsuka
五十手先を読む棋士の頭はどうなっているのでしょう…
2021/03/14
kasumi
大好きな羽生さんと茂木さんの対談。頭の良い方同士なの(だから?)とてもわかりやすい表現が多い。羽生さんがサラリと当たり前のように努力(学ぶ)されているのが素敵です。努力って当たり前のことなんだなぁ〜 適度にミスがあった方が見ていて面白い勝負になる。ミスって面白い。そこに人間が表れる。ってとこがあって、私って面白い人生なんだ!と楽しくなった(^^)
2017/02/15
ぼいど
タイトルは「考える力」ですが、そこは時代を反映してか、コンピューターによる人工知能の研究を念頭に置いたうえでの「知性」とは何か、とゆー話が主となってる対談。羽生さんが自分だけで書いた本なども何冊かは読んだことはあるのですが、やっぱり彼は学者でもエッセイストとかでもないので、こーして対談形式にした方が、色々引き出されて面白いなぁと思います。茂木さん自身も多少は将棋をご存じなのもあるのでしょうが、羽生さんの対談でここまで噛み合った内容に仕上がってるのは正直今まで見たことがないです。これは良本。
2016/06/06
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