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本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

作家
三浦しをん
出版社
大和書房
発売日
2019-02-09
ISBN
9784479307419
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本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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鉄之助

ただの書評・評論集にあらず! この本が「好きだー!」「面白いっ」の”咆哮”になっちゃってる、と三浦自身が表明しているくらい、本に対する愛情があふれてた。私自身、絶対手に取らないであろう本にも興味がわいた。中でも、ゲッツ板谷の『BESTっス!』 この本を読まずに生きるのは「山椒を振らずに鰻丼を食い、サビ抜きの寿司をつまむのに等しい」。思わずうなってしまった。この本を読んで、ただ、むせび笑おう!

2020/05/12

好きな作家さんが好きな本の紹介本なんて、楽しめない訳がない。しをんさんが心動かされたいろいろなジャンルの作品をさすが作家と思わせる巧みな表現力と、簡潔でわかりやすい感想文が読んでいて凄いと思いました。その作品はもとより、その作品を書いた作者までも好きになれると思います。特に魅力的だったのは太宰治と中島敦です。中島敦の山月記、もう1回読んでみたくなりました。あと数冊戦争小説が紹介されていたので読んでみたいです。

2019/04/27

Nao Funasoko

小説家による本にまつわるエッセイと書評。あと『東海道四谷怪談』についてのエッセイも(笑)。文字数オーバーしてしまったので以下コメント欄へ。

2019/02/18

のぶ

三浦しをんさんの書評集。出典はいろんなところから集めてきているので、一括りに感想はまとまらない。しをんさん特有のユーモアの混じったものや、硬い本を真面目に評しているものやら様々で、後者の本はやや退屈な部分もある。知らない本が圧倒的に多かったが、共通しているのは、本への愛情が滲み出ているところだった。だから退屈に感じた硬い本も、ちょっと手に取ってみようと思うものもあった。国文学者を父に持つ家に育った影響か、古典への造詣も深い。いろんな思いは持ったものの、一層の読書欲をかきたてられる本だった。

2019/03/27

金吾

○三浦しをんさんの書評はその本の魅力を引き出していて読みたくなるようにしていきます。読んだことのある本についても自分では気付かなかった部分が新たにわかり楽しいです。

2021/09/26

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