人生を整える禅的考え方 (だいわ文庫)
人生を整える禅的考え方 (だいわ文庫) / 感想・レビュー
西
自分はホントに馬鹿だなと思う。仏教の教え、禅の教えに触れて、心穏やかに生きたいと願っているのに、仕事の場になると、相手が何故私の言うことを理解してくれないのか、前にこれでもかってくらい説明したのに、なんで私の仕事を増やすようなことをするのだ、などなど心穏やかにほど遠い毎日。人のせいにしている時点で教えを理解できていないなと反省する日を繰り返す。ただ、いずれ自分は必ず死ぬ。周りの人も必ず死ぬ。そう思えば、今怒っていること、悩んでいることなど、ちっぽけなことだと気付く。生き死に以外はホントたいしたことではない
2019/12/14
テツ
禅による言葉では伝わらないことを会得するには座禅でもした方が良いのだろうけれど、平々凡々且つプロレタリアートな人生を歩むぼくたちには、その禅のエッセンスが辛うじて滲み出してくる程度でしかない文章の方がむしろ良いのかもしれない。世界に一人屹立し何にも拘らず何にも影響されない。それでいて今この瞬間に全てを込めて生きていく。それ以外のことは取るに足らない出来事。わざわざ感情を揺れ動かす必要なんてなく、それが自分を縛ることもない。こうした自由な心に到達するために、俗世間の中で明日も修行をするのです。
2021/02/08
ひろりん
本屋でふと目が合って買ったという感じです。言ってみれば、日常生活に生かせる禅の考えというところです。内容は分かりやすく、なるほど、こう考えるともっと楽になるなというところが沢山ありました。読んだからと言って、劇的に生き方が変わる訳ではありませんが、確かに「整理」できて、肩の力が抜けるかも知れません。
2019/10/22
あんコ
★★★☆☆【賽本会】というイベントで買った本。禅?ん?って思ったけど読んでるうちに、実家に来るお寺さんが大本山永平寺で修行してたって言ってたのを思い出し、ここに書かれてあるような修行をしてきたんだ!!と、リアルに想像。凄いわw(*゚o゚*)w お寺参りに行った時、お坊さんの説教を聞くんだけど、この本はその説教を聴いてる感覚がした。 意外と私の身近に禅があったんだなぁと思ったのが正直な感想。読んでる間は実家にくるお坊さんの顔と説教がチラついたよ(笑) 人は一人ひとりが絶対の存在。
2019/11/21
天使の奇跡
禅即行動、とにかく実践です。1日1日一瞬一瞬を一生懸命に生きていくしかない。そうして結果をそのまま受け入れる。丁寧に生きるとは、やるべきことを過不足なくやることである、規則正しい生活を送ることとは、ひとつひとつのことを精一杯にやること、丁寧に生きることですね!
2022/03/04
感想・レビューをもっと見る