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菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム (だいわ文庫)

菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム (だいわ文庫)

菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム (だいわ文庫)

作家
碧野圭
出版社
大和書房
発売日
2021-07-10
ISBN
9784479308737
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菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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とし

菜の花食堂のささやかな事件簿「裏切りのジャム」 4巻 。 美味しい料理と、優しい人々。ほっこりとさせられますね。

2023/12/15

おしゃべりメガネ

読む順番が逆になってしまいましたが、シリーズ第4弾です。とにかくテンポがいいのが本作の秀逸なトコです。料理教室の先生「靖子」と助手「優希」のコンビは本作ももちろん変わらぬコンビネーションで、色々と身の回りで発生する'難事件'を解決へと導いていきます。これまで基本、おっとり&のんびりスタイルだった「靖子」先生も表題作のジャムの話のトキは、かつて感じたコトのないキャラをみせてくれます。ぶっちゃけ、あまり料理や食材の描写が控えめだったのは愛嬌というコトで、過去作にはない本格的なミステリーテイストの仕上がりです。

2023/02/26

ひさか

大和書房HP連載の春菊は調和する、セロリは変わっていく、玉ねぎは二つの顔を持つに加筆修正し、書き下ろし裏切りのジャム、たけのこは成長する、の5つの連作短編を2021年7月だいわ文庫から刊行。シリーズ4作目。裏切りのジャムというのは不穏なタイトルだが、ストーリーにそこまでのものは無く安心して読めた。セロリは変わっていくに登場した小学生たちを巻き込んだ事件の謎解きはやや辛辣。もう少しやさしい展開がなかったものかと考えてしまいました。

2021/11/22

hiro

近藤史恵さんの『ビストロ・パ・マル』、柏井壽さんの『鴨川食堂』、そして碧野圭さんの『菜の花食堂』の是非食べてみたい料理が次々登場する小さな食堂・レストランを舞台にした短編の“食堂物ミステリ”シリーズが好きだ。この第四弾も五編の短編集だが、本の題名にもなっている菜の花食堂が製造したジャムに対する理不尽なクレームがきた『裏切のジャム』が一番インパクトがあったが、名探偵・靖子先生の冷静な推理で解決していく。最終話の主人公・優希の恋の話が、このシリーズが続くことを確約してくれているので第五弾を楽しみに待ちます。

2021/11/12

ゆみねこ

シリーズ第4彈。夫に厳しいダイエットを強いる妻の本音、店の前に捨てられていた犬、ビン詰めのジャムにカビが混入、仲良しの息子夫婦との同居を躊躇う姑の秘密、そして優希の恋の行方。靖子先生の推理力とキッパリした姿勢、今作も謎解きを堪能した。

2021/10/30

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