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菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム (だいわ文庫)

菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム (だいわ文庫)

菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム (だいわ文庫)

作家
碧野圭
出版社
大和書房
発売日
2022-11-12
ISBN
9784479320364
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菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

【食】をテーマにゆったりとした食堂を舞台に繰り広げられるほんわかミステリー第5弾です。実は4作目は未読のまま、本作を読んでしまいましたが、おそらく問題はないと思われます。食堂のメインシェフ「靖子」先生とその助手「優希」が日常に何気なくひそむ、ちょっと不思議な出来事をホームズ&ワトソン並のコンビネーションで解決へと導きます。そんな流れのなかでも、しっかりと食のコトも書かれているので、飽きるコトなくスラスラと読んでいけます。改めて『食』は生活において、とても大切なコトなんだなぁと感じずにはいられませんでした。

2023/02/05

ひさか

大和書房webに2022年1月15日〜3月30日かけて6回連載されたこころを繋ぐお弁当、木曜日のカフェタイム、キャラ弁と地味弁、に加筆修正し、書き下ろしのインゲンは食べられない、大根は試さないを加えて2022年2月だいわ文庫刊。薔薇の花言葉はまぁよいとして、その本数にまでこだわるのは花産業の宣伝戦略の片棒かつぎで盛り過ぎ、マニアックですよ(大根は試さない)。面白いけど(笑)。無理も多いが、楽しい話が多くて面白いです。

2023/10/30

ゆみねこ

菜の花食堂シリーズ第5弾。相変わらず靖子先生の推理は冴えている。木曜日のカフェタイムに現れる怪しい男性客、近所で頻発する空き巣事件、婚活女性の愛犬行方不明事件。優希は相変わらず天然だけど、それにしても川島さんとのやり取りはいつの時代の恋愛?まあ次が出たらまた読むと思うけど。

2023/03/30

hiro

この菜の花食堂シリーズの第五弾は、偶然“木曜日”つながりとなる青山美智子さんの『いつもの木曜日』に続いて読了した。そのため普段は考えたこともない木曜日という日がどんな日なのだろうかと考えてしまった。前作のジャムに対する理不尽なクレームの『裏切のジャム』ほどインパクトがある作品はなかったが、もちろん今回も靖子先生の勘が冴える安定のハートフルなミステリの短編集だ。前作と同く最後になって優希の恋の話に進展があったが、そのおかげでこのシリーズは続くと確信したので、二人の仲の更なる進展を楽しみに第六弾を待ちます。

2023/03/14

真理そら

なんとなくお弁当編的な巻。奏太クンの父もひどいが母もなかなかな発想で驚いた。奏太クンがまっすぐに育ったのは奇跡かも。夏大根は苦くなることがあるのね、苦みをまずく感じないように優希ちゃんは頑張ったけれど、川島君の告白は難しすぎて理解できる女の子の方が少ないかもしれない気がするのに…こんなことではこの先、鈍い上に自己評価の低い優希ちゃん相手に大丈夫だろうかと心配になる。

2023/04/27

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