猫が耳のうしろをなでるとき
猫が耳のうしろをなでるとき / 感想・レビュー
グーグー
戯曲作家でもあるマルセル・エーメの"CHAT PERCHE"のうち鈴木力衛が翻訳しなかった中から5つの童話を収録。訳者あとがきでも述べられているが、主人公の姉妹の両親は普通の童話に出てくる両親と違ってどちらかというと憎まれ役、というのが面白いし、母親として考えさせられる。登場する動物達の会話が生き生きとしている。佐野洋子さんの装画が作品の雰囲気と合っている。
2013/08/20
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