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死にカタログ

死にカタログ

死にカタログ

作家
寄藤文平
出版社
大和書房
発売日
2005-12-15
ISBN
9784479391272
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死にカタログ / 感想・レビュー

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青蓮

可愛いイラストと共に死について書かれた本。普段、生活していて「死」はなかなか意識にのぼらないけれど、人はいつか必ず死ぬ。たまにはぼんやりとでも「死」を見つめることも大事かなと思いました。「毎日、ちょっとずつ折りたたんでおく。」

2015/05/21

ちはや@灯れ松明の火

「みんなー、死にたいかぁ!?」そう問われれば『×』の方へ猛ダッシュ、でも『楽に』が上に付くなら『○』に急遽方向転換、小心者の意識などそんなもんさ。「人は死んだらどうなるの?」霊になったり輪廻したり、地域によっては地獄へ堕ちたり虫になったりキョンシー化したり、科学的には分解されて栄養になります。「できるならカッコよく死にたいんだけど」信長秀吉家康、龍馬に武蔵から巨星ラオウ、ごんぎつねに人魚姫まで各種有名人の生き様死に様大集合。刮目すべし。「で、結局、死って何さ?」とりあえず、そのうち訪れる未来ってことで。

2013/01/31

マエダ

なんともユーモラスな絵と内容で重いテーマを感じさせない。世界各国の死についての考え方は様々でバイキングの死して尚も戦う事を望む姿はすごい。はじめにの宇宙人の話は嫌いじゃない。

2016/03/18

まーちゃん

亡くなった人はどこにも存在せず、もう二度と会えない。そう認めるのは忍びなく、聞き齧りの諸説や物語を都合良く繋ぎ合わせ、自分なりのあの世を構築中なので、参考になればと借りてみた。だがこれは「誰かの死」よりむしろ「自分の死」について考える本だった。私は「自身の死」は死ねばそれっきりで、無に帰すと思っている。この本の説明に倣えば死までは当人のものだが、その後の世界は死者ではなく遺された人たちのためにあるのだと思う。/世界各国・各宗教の死生観、具体的な死因とその割合、亡くなった場所、亡くなった理由、物語の中の死

2015/04/28

ミロリ

自分の中で死と生に対する欲がとても強い時期に読みました。命の絶ち方が豊富に描かれているのかもしれないと思っていて変な方向に向かってワクワクしていましたが、そういうのとは違った角度で死を見る本でした。コミカルな流れで、有名人・キャラクターの死に方や死への態度を見せられると少しばかり良い方向に向かってワクワクしてきました。ちなみに私は死を恐れています。家族の死も認めず逃げ続けるのだと思います。だからジプシーの〈いなかったことになる〉という死のカタチに憧れるのかもしれません。

2015/08/01

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