上杉隆の40字で答えなさい 〜きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」〜
上杉隆の40字で答えなさい 〜きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」〜 / 感想・レビュー
acesmile@灯れ松明の火
著者の出演するラジオ番組(テレビには出られない?)で記者クラブの存在を知った。そこから発せられる情報はまさに戦時中の大本営発表であり、国民を洗脳するものだと確信する。それに付随するメディア(テレビや新聞)の情報を鵜呑みにしている国民、そして新しいメディア(主にネット)を否定する既存メディア。まだまだ日本は「戦後」なんだと思い知らされた。著者の様なフリージャーナリストがどんどん増えてきてくれる事を切に願う。ほんと、横並びで保守的でナーナーな日本人の気質ってどうにかならないんだろうか。まさに平和ボケ。
2012/08/09
おおにし
時事用語を40字で答えることで、その言葉の本質が見えてくる。上杉さんの模範解答がどれも正解とは思わないが、鋭い解答も多い。例えば、「民主主義」とは何か→「民意を政治に反映させることだが、実際は衆議院で3分の2を握った政党による独裁政治」(ちょうど40字)など。私も気になる言葉が出てきたら40字まとめをやってみようと思う。
2017/02/19
kaka
40字前後の文字数で、誰にでもわかる言葉で説明してくれていてとてもわかりやすいです。上から目線で書いてないのがいい。 記者クラブがどんなものかわかって勉強になりました。 震災以降メディアや新聞は鵜呑みにしてはいけないという事がわかったけど、それを再認識。もちろんこの本も同じ。
2013/01/05
ふぇるけん
大手メディアに対する痛烈な批判。記者クラブについては、随分似たような問題点が指摘されていると思うのだが、改められる機運は来ないのかなぁ…
2013/03/06
yasu7777
★★★☆☆ 40字で纏めるという発想が記述試験対策みたいで面白い。靖国参拝や北方領土が絶対解決しない外交カードという考え方もスッキリとした。
2016/11/09
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