だからテレビに嫌われる
だからテレビに嫌われる / 感想・レビュー
やすらぎ
テレビ離れが進んでいる。スポンサーと番組を作る側、視聴者側それぞれの立場で、現状の捉え方は違うのだろう。結論ありきの進行、時間の拘束、発言の制限、自主規制に陥る。今後どのような存在価値を示していくのだろう。テレビ業界への違和感が止まらない対談本。本当に必要とされている人はテレビから遠ざかっている。放送枠を埋めるために必死に番組を作っていても、内容は薄くなってしまうと思う。何かが起こると群がり、熱り覚めると離散する、その単発な情報だけではなく、継続性や追求、感性が伝わってくるものを、もう少し発信できないか。
2024/01/07
acesmile@灯れ松明の火
うちの義母は情報をほとんどテレビからしか得ていないと思う。同居だから分かるが新聞は取っているが読んでいない。雑誌も読まない、PCやスマホも使えないのでネットからの情報は皆無。テレビの他には井戸端会議が情報源と見られるがそれも所詮テレビネタ。こんな高齢者が日本には多いに違いない。本著から伺えるのはTVは一種のカルテルだと言う事。記者クラブも似たようなものでそれに同調して何も疑わない『信者』的な人は沢山いると思う。もっと本著の様な物からの情報を沢山得ていかないと特に若い者は時代に乗り遅れるのではないか心配。
2012/01/13
まめタンク
フジテレビ買収でテレビ業界に嫌われたホリエモン。記者クラブ問題で干された上杉隆さん。テレビに嫌われた両者だから言えるテレビ業界の裏トーク。基本的に2人はテレビが好きなんだな…という思いが伝わってきた。今のテレビ業界憂いている。テレビはこんなはずじゃなかったと…。スポンサーに媚を売るテレビ業界。原発問題でもそれは変わらなかった。本書は基本的に大半がグチです。テレビ業界はこうしたらいい!という提言がなされていなかった点が残念でもありますね。
2012/02/01
ひとまろ
ホリエモンが・・・、上杉隆が・・・メディアを斬る!! この頃は堀江氏もTV見ないとかって言ってるけど 収監されてからはすっかりテレビっ子になってからなぁ(笑) それでもここ何年かでテレビ見なくなったなぁ~ 面白いコンテンツが消えてしまったのが理由だね。
2014/01/28
ひろ☆
テレビ業界ってやっぱり怖い。視聴者よりもスポンサーの方が大事だから、操作、隠ぺいされた情報だけをうのみにするのではなく、自分でどれが正しいのかリテラシーすることが大切(難しいけど) その大手スポンサー(電気、電気製品P、車T)も後退してきて、テレビに回すお金も減り、ネットの普及により、さらにテレビを見る人が減る。 2人の愚痴の中にも、メディアの問題点が赤裸々に語ってあり、考えさせられる。
2013/01/26
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