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考えない猫が教える脱力系哲学の言葉

考えない猫が教える脱力系哲学の言葉

考えない猫が教える脱力系哲学の言葉

作家
原田まりる
関由香
出版社
大和書房
発売日
2021-02-12
ISBN
9784479393535
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考えない猫が教える脱力系哲学の言葉 / 感想・レビュー

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旅するランナー

名言好き・ネコ好きな僕にピッタリはまる一冊。哲学者たちの言葉が50くらいあるにゃ。思想の背景やプチ情報も添えられ、哲学入門書として、かにゃり優れてます。セネカ「先延ばしは、人生の最大の浪費にゃ!」。ベルクソン「どこまで行けるかは歩き出してみないとわからないにゃ」。ショーペンハウアー「読むだけじゃなくて、自分なりに考えてこそ栄養になるにゃ」など、猫の手ばかり借りてられないにゃ。

2021/06/27

k sato

猫の写真を横目に哲学者の格言51を語る。猫の写真に気をとられて、解説が頭に入ってこないにゃぁ(;´Д`)哲学とは縁がないけれど、しみじみと解釈してみた。気に入ったのはカントの格言:成功に至る第一歩は何を望んでいるかを見つけ出すことである。確かに、ゴールイメージが明確だと、仕事も勉強も張り合いが出るし、結果も伴ってくる。それに、失敗したとしてもくよくよせず、ゴールに向けて再起動できる。最近、何のために仕事しているのか不安になる。定年を迎えたときにどうなっていたいかを、想像してみようかな。

2023/03/26

きぬりん

見開き2頁の左側に哲学者の名言と猫ちゃんの写真を、右側にその名言にまつわる猫語解説と哲学者トリヴィアを配した哲学者名言集。タイトルに踊る「脱力系」の側面がほとんど露呈していないところには肩透かしの感も。関由香氏によって撮影されたかわいらしい猫ちゃんたちの写真に癒されるとはいえ、それよりも、随所に挟まれる原田まりる氏の飼い猫エッセイの中で描写されている猫ちゃんたちの様子の方が、なせだかキュンとくる。文字は写真よりも強し、あるいは、げに偉大なるは想像力、ということだろうか。

2024/08/21

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