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自宅で湿地帯ビオトープ!~生物多様性を守る水辺づくり

自宅で湿地帯ビオトープ!~生物多様性を守る水辺づくり

自宅で湿地帯ビオトープ!~生物多様性を守る水辺づくり

作家
中島淳
大童澄瞳
出版社
大和書房
発売日
2023-04-22
ISBN
9784479394044
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自宅で湿地帯ビオトープ!~生物多様性を守る水辺づくり / 感想・レビュー

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ねこ

ビオトープとは動物や植物が安定して生活できる生息空間(生物生息空間)のこと。本書では水のビオトープが対象になっていますが陸域の部分も少し含め、「エコトーン」(2つの異なる環境が少しずつ変化しながら接する場所)、湿地帯、生物多様性などの基本知識、ビオトープの作例、湿地帯ビオトープの生き物図鑑が丁寧に記載されています。…私の自宅はマンションなので残念ながら本物のビオトープはできません。水槽で作ったなんちゃってビオトープを眺めるのが精一杯です。庭付き一軒家に引っ越す事があればやってみたいなぁ〜。

2023/07/23

☆よいこ

福岡県保健環境研究所の専門研究員の農学博士の著者が自宅庭に池を作る話。湿地帯ビオトープの作り方▽キーワードは①湿地帯②生物多様性③外来種④エコトーン(移行帯)▽生物の生息所としての機能だけじゃなく、インフラ整備に貢献するという視点をもってデザインしていくことも必要。[1章:つくってみよう]防水シートタイプ/コンテナ埋めタイプ[2章:ビオトープ探訪]東京近辺/福岡近辺[3章:生き物図鑑]動物/植物。おすすめ図鑑紹介▽ビオトープ関連本の新刊嬉しい。イラストも写真もいい、情報量も多く良本。2023年5月刊

2023/10/30

FOTD

自宅にビオトープを作ろう! ビオトープとは生き物が棲む場所のこと。森も川も生き物が生息するところは全てビオトープ。この本では湿地帯ビオトープの作り方が丁寧に書かれている。特に重要なのはエコトーン(移行帯)、つまり陸と水の間。水とも陸とも判別不能な場所は大切なのだ。ベランダに睡蓮鉢を一つ置くだけでもビオトープは作れる。生物多様性と絡めた「序章 はじめの知識」の文章は、とてもわかりやすいし、ビオトープの魅力に惹き込まれる。多くの人がビオトープを始めることで、生物多様性の保全に一歩近づけそうな気がする。

2023/08/24

緋莢

図書館本。<「あまり難しいことを考えずに」、わずかでも貢献できるような湿地帯ビオトープをつくってみようというものです。そういう湿地帯ビオトープを自宅につくることは決して難しくありません>と、「はじめに」で書かれていますが同じく、「はじめに」で書かれている〝最低限のポイント”が結構多く、かつ重要に感じたので、著者の考える難しいと読者の考える難しいに、だいぶ認識の差があるんじゃないかなぁ、と思ったり。まあ、この本読むと、外来種の知識や動植物が流出する/しないビオトープの作り方など(続く

2024/11/03

Nao Funasoko

感想記し忘れてた。実は、読了後に実践しはじめてます(笑)。既にベランダにはコンテナ利用の水連が入ったメダカ池があったのですが、それに加えて小庭にもう少しちゃんとしたものを作りはじめています。とりあえず最初の目標はトンボが産卵できるものにしたいなと。 :-)

2023/06/09

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