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さくらの唄 1 (山田太一作品集 8)

さくらの唄 1 (山田太一作品集 8)

さくらの唄 1 (山田太一作品集 8)

作家
山田太一
出版社
大和書房
発売日
1986-02-01
ISBN
9784479550082
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さくらの唄 1 (山田太一作品集 8) / 感想・レビュー

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hitotak

樹木希林と桃井かおり演じる姉妹の結婚話を軸にした、下町が舞台のホームドラマ脚本。ドタバタの人情喜劇、言いたい放題でおせっかいな登場人物たち。演出・Pは久世光彦で、同じ水曜劇場で放映された「寺内勘太郎一家」と設定は似通っているが、アドリブなしで脚本を一字一句変えないよう要望し、それは守られたと書かれている。泣かせる場面も心に残るセリフも沢山あり、中でも好きな男をあきらめる為に他の男との結婚を決意した娘を諌める父の言葉がよかった。全26話は長大だが山田脚本らしくト書きが具体的で絵も浮かびやすく、一気に読んだ。

2024/06/23

ゴリゾウ

加代「結婚していない人は、誰かが愛してくると、その人愛していなくても、大切にしなくちゃいけないんですか?」(② P278)#709-1

1989/03/23

悠雅

34年前に放送されたドラマの脚本。長く心に残っていたドラマだったが、DVDなどが出ていないので、もう1度あの空気を味わうのは本を読むしかないと、24年前に刊行された本を読んだ。もう今では絶対に作れないであろう、昭和のホームドラマ。熱くて煩くて悲しくて優しい、家族たちの物語。読んでよかった。

2010/06/15

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