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眠れない夜には星を数えて

眠れない夜には星を数えて

眠れない夜には星を数えて

作家
吉野朔実
出版社
大和書房
発売日
1996-11-01
ISBN
9784479670209
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眠れない夜には星を数えて / 感想・レビュー

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アイリーン子

大人向け絵本というより軽いエッセイかな。映画評は昔読んだけれどこういうのも書かれるとは知らなかった。吉野さんの色というか独特の空気感みたいなものをまとった文章だな。また彼女の描くマンガにも通じる冷たいほどの鋭さや毒もそこはかとなく感じられたり。読書家だからかな、読ませる文章を書く人だ。ひとつひとつのエピソードは取るに足らないことでもいろいろなことを思い出したり考えたりする欠片みたいで、「月のこどもは地球の子供より背が高いか」の差別についてなんてサラリと書かれているのに本当に深くて唸らされるばかりだった。

2016/06/12

猫森

私の知るフジツボ伝説は膝のお皿の裏にびっしり…というもの。勿論かかとも嫌です。「五感」を書いた後の吉野さんに『ジョニーは戦場へ行った』をこっそりおすすめしたい。映画にも詳しい方だから、その後に観たかもしれないけども。究極の三択は…じょ、上品な三択です!中島らもさんの三択は、飲み屋で友達が話し始めたら、らもさんが選ぶ前に隣のカップルが席を立って出て行った(というエピソード)ほどのパンチがありました。イラストにいつも犬がいるのが好きです。でも最後は猫の脳味噌。

2024/01/18

たまご

眠れないときにはちょっと頭を使ってみると眠れるかも,というののネタ本? でもこれを読むとかえって寝られなくなったり・・・. 「こえびじん」的な誤変換は楽しいですよね. 吉野さんとお母様の関係がちょっと不思議でした.

2013/06/06

むぎ茶

大きさ的に絵本だと思ったら結構長かったりした。ゆっくり読むのもいいかもしれない。

2013/01/06

4423

タイトルはかわいらしいけれど、日常に潜む微毒を表面化したような作品。ベッド下の鎌男とフジツボがかかとの骨にびっしりのエピソードはゾクゾクする

2017/03/24

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