道具づくし
道具づくし / 感想・レビュー
メイロング
スタイルは確立された。この延長線上に、男塾の民明書房やバカドリルがあるのだろう。後半になるにつれて下ネタ率が上がってきたのはネタ切れなのか。だが、どんな分野でも、先鞭を付ける第一人者というのはすごいものなのだ。あまり単行本で一気に読む物ではなく、雑誌の一コラムとして月に一本読めば十分なのかもしれない。
2010/12/05
きくち
おもぴろい
2015/11/05
ときのき
民俗学の読み本っぽい調子でそれらしい嘘を語り始め、それが(巧みではあるものの)やや一本調子だなあと感じ始めたところで、後半になるとこの本の書かれた社会そのものがどうやらパラレルな異世界であるらしいと分かり、読者を飽かせぬよう冗談の幅が広がるのであった。智恵の実の逸話は確かに食欲の話だよね。
2012/02/22
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