いっそ悪女
いっそ悪女 / 感想・レビュー
ミカ
【図書館】唯川さん初めて読みました。悪女に関わるエッセイ本。 ちょっと決めつけ激しいな〜と思う部分もありましたが共感できるところも。 「自分の長所だと思っているところが、いちばん嫌われたりする。自分の欠点や短所を嫌い、直したいと思いながら、心のどこかで認めていたりする」 この文は、今の私にグサッときました。
2016/05/25
しぃたろ@記録の一部が消失:(
"悪女"に纏わるエッセイ。著者らしさがしっかり滲み出ていて、サクサク楽しく読める一冊。いるいる!あるある!と頷ける部分が多々あった。合間合間に挟まれる恋愛相談も、痛快で非常に面白い。小悪魔、魔性の女、悪女、果たして自分はどれに当て嵌まるのだろうか?
2016/02/08
中野(racoon)
★★★☆☆ 「女子会は足の引っ張り合い」「いい女は同性から嫌われることをなんとも思ってない」「男には苦労もさせるべし」・・・何をいまさら、知ってるよ!ってことばかりだけど簡潔な文章で読んでて楽しいのはさすが唯川さんの読みやすさ。「たかがセックスごときで愛の全てを計ろうとするな」ってセックス観は、私も常々そう思っているので痛快でした。尽くさせ、貢がせ、振り回す派の私ですが好きな相手は一人でいいので、どうやら私も悪女ではないようです。唯川さん定義での「悪女」って、実際やったら結構なハードワークかも。
2014/10/30
史
2004年から2006年末までに書かれたエッセイということを前提に考えるべきかな。しかしそれでも人間の本質はそう簡単に変わらないとは思うので、この女性が語る悪女という存在は今も変わらない。悪女と魔性と小悪女の違いの話が面白いですね。意図してるのか、してないのか、別枠なのか。
2021/10/21
はなくま
これだから彼女の作品はやめられない。熱っぽいけどどこか冷めてて、冴えてる分だけ周りがよくわかる。恋愛相談も唯川恵の人柄が垣間見えてとても好き。彼女らしさが滲む素敵なエッセイでした。小説も面白いけれど、色々な女がいることを知れと言わんばかりに悪女を並べてくる感じがいい。
2013/08/10
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