本・子ども・絵本
本・子ども・絵本 / 感想・レビュー
🫧
★★★★保母さんとしての子供と絵本との関わり、幼少期の児童文学との出会い、中川さんの教育論が詰まった一冊。 *中川さんの本で育った身です。(『いやいやえん』『ぐりとぐら』など)私も絵本、児童文学から本好きへと育ちました。「こどものとも」は毎月購入してくれていたので、絵本はたくさん読めた方だと思い、両親に感謝です。子供に関わる職業に就くこともあり、教育論も大変参考になりました。手元に残しておきたい一冊となりました。絵本好き、児童文学好き、親、教育関係者には特におすすめです。
2016/01/03
おはなし会 芽ぶっく
中川さんの自伝というより、本・絵本に対する思いや保育士だったころの経験などが書かれています。幼少の頃の思い出には戦争もあり、ご自身の作品には家族・自然・そして平和が込められているのでしょう。こどもの世界を実によくわかっていらっしゃるからこそ、子どもたち誰もが中川さんの絵本に夢中になるのですね。
2022/03/16
あーちょ
中川李枝子さんは、厳しくも優しい。私は普段、仕事で忙しくて我が子と遊んであげられないと負い目を感じているけど、「大人がつきっきりだなんて子どもにとって迷惑。大人がいない子どもの世界で遊んでいる」というような内容にほっとした。子どもは子どもでたくましく、想像力を働かせながら遊んでいるのだ。それから、中川さんは保育園の子たちを先生と尊敬したり、たくさんの書物について書かれていたりした。私も岩波少年文庫がほしい!読みたい!
2018/08/20
LACI
元保育園で勤めていた中川李枝子さんだからこそ書ける絵本への思いが綴られています。
2012/07/15
星が原ルビ猫
挿絵もかわいくて、子どもたちとのかかわりや、ご自身の読書体験を丁寧に語られてる。みどり保育園やこんな先生に会いたかったな。さすがぐりとぐらを生んだ人だ。
2012/02/06
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