サヨナラ、あきらめられない症候群
サヨナラ、あきらめられない症候群 / 感想・レビュー
雨巫女。
諦めがわるいんですよね、私。治りたい。
2010/11/20
Ryosuke.*
ざっと読みで話半分しか頭に入っていないのだけど、私たちの純情をもてあそばれているという事実はすんなりきた。革新的な人を取り上げ、わたしたちひとりひとりにも可能性があると歌う。これを希望ととるか悪魔ととるかは人次第だとは思うけれど。手に入れても満たされない欲、ものが溢れる世の中にも落とし穴はある。ひと昔とは違う、この時代の幸不幸がある。自分をしっかり明確にして読みたい一冊。
2014/03/30
る-さん
個人的にタイムリーな一冊だったので、半分も読めずして泣けた。『隣の芝生は青い』とは恐ろしいもので、努力でどうにかなってしまうと次へ次へと欲が進み、満たされない心だけがどこか置き去りになってしまう。漠然とした焦燥感、けど何が欲しいのか分からない…そういった状態に陥った人に是非手に取って欲しい。今の自分に満足しろ、と言われると自己肯定感が低い人にはなかなか腑に落ちるものではないが、今の自分自身を見つめてみてもいいんじゃないか。そのキッカケとして、諦めることを前向きに選択していくのも、幸せへの近道かもしれない。
2014/08/09
ころにゃん
「幸せの青い鳥」のように、すべてを手に入れようと求めすぎて、自分の幸せに気付かず、満たされない思いに悩まされている女性がいる。 必要なのは、さらなる努力や達成ではなく「すべてが手に入るなんてことはない」というあきらめの気持ちである。今すでに自分が手にしているもの、仕事や趣味、同性異性の友達、もう私はいろいろ持っていると自覚すると気楽に楽しく生きられる。無意識に潜む、不安や後ろめたさ。女性たちは不自由、圧迫、妨害に囲まれ、今のままの自分を肯定して自尊心を持つことを遠ざけている。
2014/06/15
ゆう
妥協とかそういうのじゃなくて、満足するというのは重要なことよね。
2014/01/05
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