「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ
「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ / 感想・レビュー
みゃーこ
「寂しさ」や「退屈」という感情はどこから来るのか?そしてそれが「嗜癖」や「対人恐怖」という病理とどのようにつながっているのか。自立すること、孤独であるということとは、そして「生きる」こととはどういうことなのだろう。人間だけが抱えるこうした感情を紐解く。不器用で面白い人間たち。機械とは違うナマモノとして、自己主張し、必死でもがき表現する人間臭さを愛する著者による人間賛歌。
2014/04/14
ミエミル
★2.5
2018/01/08
minori
この本を読んで、未だに「家」幻想に染まっている年老いた人たちの気持ちが理解できるようになった。明治以降、「個の自立」という思想が流入して以降も、日本では家幻想を中心とした共依存的な「優しい暴力」が子供たちを毒し傷つけてきたことがよくわかったし、私もまたその影響を少なからず受けてきたことも自覚できた。
2013/04/07
まめ
自分は自分であってもいい。 私は私のままでいい
2014/07/14
Ryoshi
優しい暴力という厄介なものの存在が人を傷つけていることを改めて感じた。自分のために自分らしくより楽に生きていけるヒントにもなる本だと思います。
2014/01/09
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