10の悩みと向き合う 無宗教は人生に答えを出せるのか
10の悩みと向き合う 無宗教は人生に答えを出せるのか / 感想・レビュー
mittsko
現代日本の「無宗教」を積極的なものとして捉えなおせないか… そういう考えをもっていたボクは、本書がまさにそれに取り組んでくれているのでは、との期待をもって読み始めた。が、そういう著作ではなかった。無宗教には古代から続く柔軟な筋があるとボクは思うのだが、その筋を取り出して見せてくれるわけではなかった。無宗教はキーワードですらなかった。宗教学の立場から宗教に触れつづけてきた著者は、名言こそされないが自身「無宗教者」と自認しているらしく、そこから十の人生訓を語る、人生の機微を自身の実人生から語る、それが本書
2024/02/19
めい
宗教に対する誤解と偏見。信じないのに、なぜ祈るのか。と言うあたりが面白かった。10の悩みごとに掘り下げられたが、章のくくりで、悩みが不要だと繰り返し、諭された気がした。
2014/05/23
yarake isuke
図。悩み、停滞している状態から一歩踏み出すヒントがある。後半では著者の半生記も垣間見ることができ興味深かった。兄弟姉妹型による相性の分析には納得する部分が多かったです。
2011/06/17
masmt
悩み本でありながらこれまでの島田氏のライトな総まとめにもなっている
2009/03/15
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