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99人の小さな転機のつくりかた

99人の小さな転機のつくりかた

99人の小さな転機のつくりかた

作家
香山リカ
マツコ•デラックス
佐藤可士和
上野千鶴子
姜尚中
角田光代
「ビッグイシュー日本版」編集部
出版社
大和書房
発売日
2010-12-16
ISBN
9784479793069
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99人の小さな転機のつくりかた / 感想・レビュー

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Roko

人生の転機なんていうと、大きな何かがあったんじゃないかと思われることが多いけど、本人は意外とその時には気づいていないようなんです。でも、その何か、誰かの言葉とか、引越しとか、震災とか、それがきっかけになってその後の人生が変わっていくのです。駅の階段で転んで、将来の結婚相手に出会った人もいるし。模擬試験の会場で隣に座った子がかわいくて、その子と同じ学校へ行きたい一心で猛勉強して、同じ学校に入学できた子もいるし。(どちらもわたしの知人の話です)転機って、意外といろんなところに転がってるんじゃないかしら?

2021/04/21

akira

図書館本。 99人のターニングポイントをリレー形式で紹介。それぞれに人生があり、それを話してもらってる感覚になる。ターニングポイントとは悪い状況からの脱却。だから自然と失敗談になる。でも人間、失敗してる人の方が信用できるよなと。 99人もいるのに懐かしい名前を見ると嬉しくなる。この時、北方先生のターニングポイントがなかったら…。また作品を読みたくなるひと時となった。 「そんな自分を想像した時、最後にもう一作だけ書いてみようと思ったんです」

2019/10/05

mochi

ビッグイシューに掲載されていたものを再編して一冊にまとめられたもの。どんな人にも人生が変化する小さなきっかけがあり、そこから大きく変化していく。それがたまたま声をかけられて始めたことだったり、自分からやりたくてやったり、やりたくなかったけれどやってみたら面白くなって…というのが人によって違うのが面白い。人生には一つとして同じものはない。これを読んだからといって皆が今の人生から変化していかなければならない訳ではないが、他人の人生を垣間見るのもなかなかの醍醐味であると思う。

2021/04/29

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

数珠繋ぎに繋がりの意外な関連性が垣間見えておもしろかった。表に現れるのは成功例ばかりでその何百、何万倍もの失敗例が目に触れることは少ないけど、ターニングポイントというのは成功例ばかりではないはずで、そして自分が選んだほうとは違うほうをもし選んでいたらどうなっていたか、もわからないわけで。要は「やってみたらいいよ」というメッセージだということでしょう。

2018/08/12

nyanlay

作家や俳優、経営者など様々な職業の99人の人生におけるターニングポイントをサラッと伝える一冊。深く掘り下げてはいないけれども、色んな人の人生を垣間見えるようで面白かったです。このコラムが載っているビッグイシューは読み応えのある雑誌だし、社会問題についても色々発信しているので、色んな人に読んで貰いたいと思います。

2017/09/04

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