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スタンフォード式人生を変える運動の科学

スタンフォード式人生を変える運動の科学

スタンフォード式人生を変える運動の科学

作家
ケリー・マクゴニガル
神崎朗子
出版社
大和書房
発売日
2020-05-09
ISBN
9784479797241
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スタンフォード式人生を変える運動の科学 / 感想・レビュー

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ミライ

スタンフォードシリーズのケリー・マクゴニガルによる最新著書。今作は、運動についての効用を解説した一冊となっている。体を動かすことで、身体を健康に保てるのはもちろん、脳も活性化する。運動はいいことづくめだが、続けるのは難しい、6週間続けることができれば恒常的に運動を続けられるようになるという。そのほか音楽と運動を組み合わせたり、他人と一緒に運動をすることの利点が紹介されている。骨折していても運動をやめられない運動中毒もあるらしいが、自分も毎日運動しないと落ち着かないタイプなので、気持ちはわかる気がする。

2020/05/21

R

スタンフォード式なる、新しい運動メソッドだと思ったら、運動効果の科学的検証成果の報告本でありました。いや、それでもいいんだけど、もうちょっと、運動の方法にアプローチしてほしかった。運動があらゆることを解決すると、それに近しいよい効果が解説されていて、マラソンで泣いたり、突然全能の存在を知覚したり、中毒性が現れたりとか、健康的なドラッグ的な扱いをしていて興味深かった。習慣化は凄いところで、足が折れても走りたくなるような人もいるそうだが、その域に到達するにはどうしたらいいんだろうか。

2020/12/26

はるき

 藁にもすがる気持ちで読む。いや、実際はそこまででもないと信じたいんですが(-_-;)簡単な運動でも心身に良いらしいので、散歩と体操から取り入れたいと思います。

2021/05/17

あつお

遺伝的にアンマッチな生活を狩猟採集時代に近付ける本。 狩猟採集時代、人類は長距離を移動し食料を確保した。すなわち、激しい運動に快楽を覚える個体が生き残った。仲間と共同で行う激しい有酸素運動、自然に触れること、困難を乗り越えること。上記全てにおいて、脳内の複雑な神経伝達物質を適切レベルに保ち、心身の健康度を向上する。 集中力が無くなった時、脳内で思考が反芻している時など、大体の問題は運動で解決する。狩猟採集時代と同レベルは無理でも、毎日の運動は続けたい。

2022/02/28

あつお

人間の本来の能力を引き出す本。 人類は長い狩猟採集生活の中で、仲間と協力し、長距離を走りながら獲物を追い詰め、生き長らえてきた。夜には同じ群で音楽を楽しみ、親睦を深める。こうした生活様式に適用した個体が能力を伸ばし、子孫を残したのだ。私達自身も文明社会の中で運動や音楽の要素を取り入れる必要がある。特に複数人でリズムを合わせ、共同で行う運動が効果的。他者との繋がりを感じる「オキシトシン」、能力を高める「ドーパミン」や「エンドルフィン」が分泌される。 人間元来の神経伝達物質を有効活用したい。

2022/09/29

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