1968[2]文学 (筑摩選書)
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1968[2]文学 (筑摩選書) / 感想・レビュー
阿部義彦
(1)文化に続いて、文学編も読みました。敢えて手に入りやすい、著名な作品(庄司薫、三田誠広、高野悦子等)を避けて、無名な投書や見過ごされてきた文章や主に詩が取り上げられてます。性質上学生運動に関する青い情熱の迸りがこれでもか!と展開されてトゥマッチでした。後半の吉本隆行さんの似非芸能人の格付けなんか面白かったです!大橋巨泉もまえたけもボロクソに言われてます。一番よかったのは澁澤龍彦さんの「血と薔薇」の巻頭言です。ラストが三島由紀夫なのは当然ですね。鈴木いづみさん初めて読みました。良かったです。
2018/04/28
my
四方田の巻頭言はおもしろかった
2019/10/06
my
四方田にしか編纂できないものではあった
2019/06/16
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