東京百話 地の巻 (ちくま文庫 た 1-4)
東京百話 地の巻 (ちくま文庫 た 1-4) / 感想・レビュー
犬養三千代
明治中頃から昭和初期に生まれた文学者らによるエッセイ集。知らない人物を調べながらの読書。庶民といわれる人はほぼいないということだ。東京帝大をはじめとするそうそうたる学歴。選ばれしエリート。「文学」を語る教養たるや半端じゃない。時折出てくる女給!娼婦たち。路地、銀座をはじめとする様々な土地の匂いがよくわかる。好きなのはつげ義春さんの戦後、ほんと庶民庶民しててほっとする。小学生が商売しているのがなんとなく浮かんだ。
2020/03/16
夢仙人
東京の散歩に使える本。
2015/01/11
ヒコ。
色んな文士の明治から昭和にかけての東京の思い出話、古き良き東京。いつごろの話かが分かるとなおよかった
2010/01/08
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