別世界通信 (ちくま文庫 あ 11-1)
別世界通信 (ちくま文庫 あ 11-1) / 感想・レビュー
白義
ファンタジー・幻想文学入門だけど、ただの入門書じゃない。月と夜の論理=この世界とは違う、別世界への想像力と認識の道のりを案内する、かなり濃いめの幻想文学論だ。名作ダイジェストに人類学や宗教学も使っての、豊かな教養に裏打ちされた解説、巻末のブックガイドと丁寧な作り。ちなみに、新編とこれはかなり違う本になっているのでどちらから読んでも大丈夫。この本をお供に、異世界への想いを馳せよう
2012/01/01
ホレイシア
中身はともかく、文章が好みでない。はっきり言ってしまえば鳥肌が立つ。興味の対象が重なっているだけに惜しいが、これだけは如何ともしがたい。
SKH
ファンタジー・SF入門書。77年刊行の本書、やや電波な論文調で書かれているため、読みづらい。
2013/03/23
Eiko
・・・・・ 無理・・・(泣)
2015/07/23
たまのゆういち
英国ファンタジー文学の世界へのガイドブック。文章は妙に学術的だが、その行く手にはファンタジーの世界というより、狂気の異世界が垣間見えてくる。ファンタジー文学ガイドブックというより別世界の箱庭。
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