温泉百話 東の旅 (ちくま文庫 た 1-6)
温泉百話 東の旅 (ちくま文庫 た 1-6) / 感想・レビュー
土々
小林秀雄ウケる
2014/06/18
shrzr
温泉の湿気を感じるような味わい深い随筆、短編ばかりの名アンソロジー。
2014/05/21
志村真幸
収録されているのは、岡本綺堂「温泉雑記」(箱根)、田中康夫「伊豆山 蓬萊旅館」、和田芳恵「奈良田温泉の想い出」、寺田寅彦「伊香保」、中山義秀「いでゆ綺談」(裏磐梯)、島尾敏雄「冬の宿り」(峨々)、つげ義春「定義温泉」、高村光太郎「花巻温泉」、小林秀雄「蔦温泉」、川本三郎「知床秘湯めぐりの旅」など。 伊豆・箱根で半分近くを占めているのはどうかと思うが、それだけよく取り上げられてきたということか。 正統な紀行文あり、怪しげな小説あり、幻想的な旅日記ありと、かなり多様な文章が集められている。
2020/06/14
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