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地獄の読書録 (ちくま文庫 こ 4-2)

地獄の読書録 (ちくま文庫 こ 4-2)

地獄の読書録 (ちくま文庫 こ 4-2)

作家
小林信彦
出版社
筑摩書房
発売日
1989-05-01
ISBN
9784480023148
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地獄の読書録 (ちくま文庫 こ 4-2) / 感想・レビュー

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海猫

私が高校生の頃だったと思うが、この本の集英社文庫版の方を読んだ。参考にいろいろ読んだけど、手に入らない本も多く、苦労した覚えがある。メインの内容は1959年に始まり1969年に終るブックガイドだったので、仕方がない。今現在、現役のブックガイドとして読むには絶版品切れ本が多すぎてキツいが、資料的価値は高い一冊。パズラー、ハードボイルド、スパイ小説、冒険小説と、翻訳ミステリの流行りのうつり変わりがよくわかる。なにより個々の紹介文が、魅力的で面白い。ネタバレをせず、読者の興味を引く書評の書き方として参考になる。

2020/08/22

緋莢

「生まれつきの活字中毒者」を自認する著者。「宝石」誌で、毎月出版される翻訳ミステリを片っ端から紹介したいという企画を出して、見事に採用された。1959年1月号から1963年12月号まで「宝石」で連載された「みすてり・がいど」、1965年9月号から1969年9月号まで、隔月刊「平凡パンチ・デラックス」に連載された「ブック・ガイド」、1983年1月号から12月号まで「海」に連載された「ミステリの手帖」を収録した<定本版>

2016/07/10

unterwelt

1960年代の主にミステリを中心とした書評集。当時たくさん訳出された本がほとんど残っていなかったりして、エンタテインメントの儚さを感じてしまいました。

2017/07/20

IamG

紹介された本を、読んでいきたい。

2009/09/08

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