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柳田國男全集 10 (ちくま文庫 や 6-10)

柳田國男全集 10 (ちくま文庫 や 6-10)

柳田國男全集 10 (ちくま文庫 や 6-10)

作家
柳田国男
出版社
筑摩書房
発売日
1990-03-01
ISBN
9784480024107
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柳田國男全集 10 (ちくま文庫 や 6-10) / 感想・レビュー

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青沼ガラシャ

有名な『桃太郎の誕生』収録。桃太郎って元々は若返りの実を食べた爺婆が子作りして産まれたって話を聞いたことあるんだけど、柳田國男の説では無いようだ…今の民俗学研究は進んでいるから、そちらも追々フォローしたい。笑ったのは、各地に伝わる「七難の揃毛」の説話の紹介。様々な場所で陰毛を御神体として祀っており、場合によってはこんな不浄なものを祀るな、といって捨てられたことも。『女性と民間伝承』では、全国各地の和泉式部伝説の背後には旅する女性たちがいたことを解説。「刀自」=「杜氏」には膝を打った。

2023/08/24

Soma Oishi

柳田国男さんによって確かに社会主義は回復している。そういったものがどうして可能だったのか知りたい。どうしてそのようなことが可能になったのだろう。一人の人間の精神的姿勢でそのようなことができるのだろうか?でも確かにできている。 回復させることが可能なら生きる希望と救済はそこにしかないだろう。

2014/08/19

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