KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

柳田國男全集 20 (ちくま文庫 や 6-20)

柳田國男全集 20 (ちくま文庫 や 6-20)

柳田國男全集 20 (ちくま文庫 や 6-20)

作家
柳田国男
出版社
筑摩書房
発売日
1990-08-01
ISBN
9784480024206
amazonで購入する

柳田國男全集 20 (ちくま文庫 や 6-20) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

のぞみ

一人殺伐なる戦闘事業においてのみならず、さらにまた平和の技術において、学問において、容易く志を立て教えれば必ずある発達を観るのは例え系図の証明が無くとも、また一人の昔知られたる先祖が存在せずとも、必ず由って来る所のあることは、田舎の歴史を観る者の確信せずにおられぬことであって、我々がいたずらに国の古いのを誇るのではなく、世界の中のいずれの部分の人間にも真似る事のできぬ隠れたる遺伝のあることを信ずるがために、初めてこの国の永続ということが何より大事な問題となるのである―あるふれた物にはそれだけの所以がある

2011/11/18

Soma Oishi

帰納のお手本です。 私は柳田の姿勢は当たっていると思います。 その根幹が反省と帰納であり啓蒙と改善への配慮である。啓蒙主義というのは大きいと思う。単なる教養レベルの啓蒙ではなく反省からの啓蒙主義は世界改善への根本的姿勢となる。それはソクラテスやナザレのイエス、カントやマルクスなど様々な人々が志してきた。グローバリズムと言われるものに欠けているのは反省からの世界改善である哲学である。いや決して欠けているのではない。哲学を否定し抑圧することによってあるのだと言える。否定し抑圧された哲学を回復させること

2014/12/09

はにゅ

文庫の全集は便利だな。総索引くらいは買うか・・・

2006/10/17

感想・レビューをもっと見る