ハリガミ考現学 全 (ちくま文庫 み 5-2)
ハリガミ考現学 全 (ちくま文庫 み 5-2) / 感想・レビュー
東森久利斗
イラストが全てを語る。イラストから“ハリガミ”の内容や込められた思い、掲示に至る背景、現場の雰囲気、著者曰くのハリガミへの“考現”が伝わってくる。
2015/11/06
アルクシ・ガイ
警察の張り紙は、最近では簡素です。列記や「見た等のかた」が見たい。
wm_09
そんなところにいちいち注目するか?っていう「いちいち」の部分が面白い。勘違い、深読みもオツ。(清)
2010/06/22
朱音
少し古い本なので(文庫出版が90年だから)今そこへ行っても勿論そのはりがみがあるわけじゃないだろうけど、「どこかにありそうだよね」って感じのものが楽しい。もちろんそれらを「採集」してくる「眼力」と、それを伝える表現力あっての面白さなのだけど。今度から道を歩く時、あたりを見回す癖がついてしまいそう。
2002/04/18
Yonowaaru
ゆっくりと、楽しみながら、笑いながら、感嘆しながら。ハリガミの数や質が落ちた、減ったと思えば、今でも街を歩けばそこにある。80年代採集のものが多いようだが、この本に出てくるものは全てタイムレスでくだらない。そこが一番だね。
2023/12/23
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